むくみによる危険信号
朝起きたら、むくみで指輪が抜けなくなっていた、顔がパンパンに腫れていた、などというのが私たちによく起こる身近なむくみです。
私たち人間の身体のほとんどは水分でできています。ですから、その水分のバランスが崩れた時にむくみが発生します。歩き疲れたり、一日中立ちっ放しだと、足の方へ水分が行くのでむくみやすいのです。逆に動かないで座っている時間が多くてもむくみます。データでは、寝たきり老人は背中がむくむ、というのもあるそうです。
特に顔や足などのむくみが多いのは、心臓から離れているため、心臓のポンプの役目が行き届かないせいなのです。むくみは、栄養素や酸素と一緒に毛細血管の外に漏れ出した血液中の水分が、静脈やリンパ液の中にスムーズに回収されなくなって、細胞の間に溜まってしまった状態のことなのです。
一晩眠れば治ってしまうむくみならば心配ありませんが、毎日のむくみが取れきれずに慢性化している場合は要注意です。むくみにより3kg以上水分が溜まっている場合は、内臓病(腎臓、心臓、肝臓、内分泌疾患等)が原因のことがあるので、病院で一度検査を受けておくことをおすすめします。
むくみは一般的に起こる現象で、日常的にも差し支えないので、特に気にしない方がほとんどかと思います。でも、むくみは見えない内臓病を知らせてくれる重要なサインだったりもするのです。
闘病中で薬を飲んでいる方で、むくみが起こる場合もありますから、差し支えない副作用なのか、注意すべきなのか、よく医師と相談してみてください。